この施設は、以前は知的財産関連の事務スペースとして利用されていましたが、現在では「クリエイティブ・ラボ」として生まれ変わりました。内装から家具に至るまで全面的に刷新され、理工系の施設の中でも、63号館と並んで私の自慢の一つです。
このラボの最大の特徴は、一般的なオフィスチェアが一切置かれていない点です。その代わりに、大きなソファがいくつも配置されており、これが特有のリラックスした空間を作り出しています。この自由な環境の中で育った学生たちが社会に出たとき、新しいオフィスの形をどのように作り出していくか、とても楽しみにしています。
ちなみに、椅子はvitraのもので、軽くて美しく、機能性とデザイン性が見事に両立しています。


