最近の研究開発について 2020.4.21
新型コロナの禍のただなか、弊社は地道に仕事を続けております。そのなかから、一つ報告します。
研究の成果は、学者向けでわかりにくいものです。一般の人の直接伝える手段を開発しております。図をご覧ください。
図の上段は、呼吸にやさしい枕の研究の様子で、特殊な装置で呼吸の時の胸部の動きを測定。開発した枕の有効性を立証しております。
この枕に関心があり人がショップを訪れたとき、店員さんが枕の使い方をどう説明するか、結構難しく腰が引けてしまいます。
枕の使い方に関連して、この研究を解説するのは難しいのですが、一般の人に直接伝える手段として、グラフィックイラストレーションをワイアレスで一つの方法を開発しました。 上の図の下段がそれです。グラフィックボードの右側は、フェースメータ。笑い顔のLEDが点灯すると、呼吸がしやすくなる位置に枕が置かれたことがわかります。枕の中に3mm厚さのセンサーが挿入されているのです。ボードの左側は、その時の頚頭部の状態です。解説不要。一目瞭然です。
下の写真のグラフィックボードは、ワイアレスです。一般の人が、必要なその時に研究の情報をズバリお知らせするのに、ワイアレスはとても重要なことがわかりました。
マルイ 志木店 7階 U+インテリア
この方法により、例えばショップの店員さんの負担を増やすことなく、枕の良いところを一般の人に伝えることが可能となりました。現在、マルイは、コロナで閉店しております。開店しましたら、店頭でデモの予定です。よろしければ、そこでお会いしましょう。
- 呼吸枕
- 医師用椅子(産医大版)の開発
- 取扱説明書
- 素材の特性から選ぶクッション
- 星観(プラネタリウム)椅子の開発
- 巻きずしロール
- 骨盤ざぶとん
- 仙骨サポート座布団
- 仙骨サポート座布団(SSZ)の効果の検証
- レストランの椅子
- 航空機用シート
- カーナビゲーション用リモコン
- アクセルとブレーキの踏み間違い 研究
- 講演ー実験と製品化人間工学 2017.7
- Ergonomics has an important role to play for supporting economic and industrial activities.
- ダイムラー社ベンツ最新Eクラスのエルゴノミクス体験
- 人間工学入門その1 何のためにあるのでしょうか
- その2 いつ頃から人間のことを考えてものを作るようになったのでしょう
- その3 参加型人間工学
- 講演 人間工学による物作り その1ー5つの鍵
- 講演 人間工学による物作り その2ー事例1キッチンナイフ
- 講演 人間工学による物作り その3ー事例2 椅子
- 講演と論文・記事
- 国家試験問題(人間工学関連)の傾向と対策
- 目次と趣旨
- 第1章 看護のためのエルゴノミクスとは
- 第1章 1.2 人間工学で必要な人体の知識 1.3 ICTの活用
- 第3章 看護師の動きを時間で測る
- 第4章 患者の満足を調べる
- 第5章 病室の患者のゆとりを測る
- 第6章 椅子・パソコンと健康障害
- 第7章 医療ミス