椅子の高さは、合ったものに おすすめポイント2
おすすめポイントの二つ目は、椅子の高さです。
具体的には、椅子の種類により異なります。次にテーブルの高さでも変わります。テーブルに合わせるにはどうすればよいか、別項に譲ります。(おそらく、2015年いつか執筆します)
たとえば、椅子だけで自分にとって適正の高さに合わせても、テーブルと合わなければ、日々の動作(たとえば食事)がしにくいです。
まず大切なこと 自分にとって椅子の適正の高さ を知る。もちろん何センチと測ることも一度は必要ですがそのようなことを毎回繰り返す必要はありません。それよりも、ご自分の適正高をカラダで覚えることをお勧めします。
次の図1をご覧ください。適正高とは図1のイスの高さのことです。
図1 椅子と机の基本図
一つは、椅子の高さが固定
二つめは、高さが調節できる椅子
一般的には、前者です。
詳しくは、別項 究極の椅子を探す→測定の方法 その3 座り心地の動画と図4を参照ください。
動画は、調節できる椅子(オフィス用)です。この動画は、高さが調節できない椅子をお持ちの方でも
(1) 椅子の高さと人体の関係を知ることができる とくに体圧分布の変化をご覧になると体に及ぼす圧力の違いが分かります
(2) 動画の途中から、自分に合った高さの測り方を実演します
という点で、重要なことを知ることができます。もともと学生たちへの教育ツールとして制作したものです。
もしご家庭に高さが調節できなる椅子をお持ちの方は、この動画のようにお試しください。ちょうどよい高さは、体で覚えることが大切です。
ここで、次なる重要な点は、テーブルの高さのことです。
面倒くさがり屋さんのために、身長だけから適正高さを出す表を示しておきましょう。 (履物なしの値です)
事務用の椅子の場合 身長から座位基準点を求める換算値 0.23 出典 小原二郎 暮らしの中の人間工学 実教出版 旧版
試しに筆者の値ですが、最近椅子を高めにしたのですが
身長 169cm → 39cm しかし、いまは45.5cm 換算値でいえば 0.27 です。
筆者は、この程度でも座り心地を含めて不都合ありません。 おすすめの方法としては、まず、0.23で求めて、あとは自分好みに調節してください。
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- 第1章 1.2 人間工学で必要な人体の知識 1.3 ICTの活用
- 第3章 看護師の動きを時間で測る
- 第4章 患者の満足を調べる
- 第5章 病室の患者のゆとりを測る
- 第6章 椅子・パソコンと健康障害
- 第7章 医療ミス