ラダーリング 言葉の間に梯子を掛ける
ラダーリングは、2015年以後の椅子の開発ではほとんど用いられている方法です。
ソファー(ニッセン)
医師用椅子
そして ”びっくりするほど良い座り心地のソファー”
です。
いま、座り心地の開発に用いる方法は物理的な測定が主流です。体圧分布や骨盤傾斜角度そして近年の加速度計や1Bit センサーとワイアレス装置です。そのなかで、言葉で操作する方法はやや異質ですがいまや椅子の開発にとってなくてはならないものとなっております。
ラダーリングとは、梯子を掛けることといった意味です。評価グリットと呼ぶ場合もあります。
例を一つ:
ある人 この椅子は、座り心地が良い
別な人 この椅子の座面は、底着きしない
この二つの発言は、同じ椅子についてのことです。両者の間を関係づける(梯子を掛ける)のがラダーリングです。
関係づけると、どのような良いことが?
それは、人の感性と設計を結びつけることができることです
ドkのようにして、結びつけるのか? やってみましょう。
発言に対して、実験者が重ねて質問します → どうして?
上の例ならば
- 呼吸枕
- 医師用椅子(産医大版)の開発
- 取扱説明書
- 素材の特性から選ぶクッション
- 星観(プラネタリウム)椅子の開発
- 巻きずしロール
- 骨盤ざぶとん
- 仙骨サポート座布団
- 仙骨サポート座布団(SSZ)の効果の検証
- レストランの椅子
- 航空機用シート
- カーナビゲーション用リモコン
- アクセルとブレーキの踏み間違い 研究
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- 第1章 看護のためのエルゴノミクスとは
- 第1章 1.2 人間工学で必要な人体の知識 1.3 ICTの活用
- 第3章 看護師の動きを時間で測る
- 第4章 患者の満足を調べる
- 第5章 病室の患者のゆとりを測る
- 第6章 椅子・パソコンと健康障害
- 第7章 医療ミス