運転時の注意 イタルダと関根先生の研究 紹介
関根康史先生(福山大学機械システム工学科准教授)のご研究に大いに刺激を受かました。
事故が起こるたびに大きく新聞テレビなどで報道されます。私も興味深くそれらの記事を読んでおりました。ただ、事故のことばかり報道されており、どうしたらそれを防止することができるのかという点では、あまり議論が深まらないという不満を持っておりました。例えば、高齢者から免許証を取り上げるべきだ、といった一面的な意見だけではいけません。
そういった中で、私が目に付いたのは、交通事故総合分析センター(イタルダ)の研究レポートでした。
そのレポートに、イラストが出ており目に着きました。とても分かりやすいです。
そこで、教えを請うためにこの分析センターに伺うことにしました。ただ素手で伺うのも 研究者としてはちょっと不甲斐ないので、お伺いする前に、私なりにこの図から、予備的な実験を試みました。
とても東京で行うわけにはいかないので、伊豆の高原の人気のないところで、車をバックさせながらテストしました。今年の4月のことです。
写真
2度目には、今度は長時間約100 km 以上車を走らせて、テストを行いました。
その結果を、携えて分析センターに伺いました。そこで担当の方から言われましたのは、それならば一度、福山大学の関根先生と会ってみてはと勧められたのです。分析センターにご紹介いただき、先生にお会いしました。その時の会話の一部がお知らせの動画です。
動画
その後、何度か関根先生に繰り返し質問とそれの回答をいただきました。
その結果、超簡単なVRドライブシミュレーターを作り実験を行いました。 (実験場所 岐阜県生活技術研究所)その研究の報告を11月の日本人間工学会九州支部大会で
・発表題目 アクセルとブレーキ踏み間違いの研究
-1-Bit センサーの応用2
野呂影勇 早稲田大学・エルゴシーティング(株)、藤巻吾朗 岐阜県生活技術研究所、関根康史 福山大学工学部、戸上英憲 産業医科大学医学部、成瀬哲哉 岐阜県生活技術研究所
というタイトルと何人かの研究者で行うことになりました。
その結果については、発表のあとでお知らせしたいと思います。
ご参考までに、イタルダ の連絡先を示します
なお、
- 呼吸枕
- 医師用椅子(産医大版)の開発
- 取扱説明書
- 素材の特性から選ぶクッション
- 星観(プラネタリウム)椅子の開発
- 巻きずしロール
- 骨盤ざぶとん
- 仙骨サポート座布団
- 仙骨サポート座布団(SSZ)の効果の検証
- レストランの椅子
- 航空機用シート
- カーナビゲーション用リモコン
- アクセルとブレーキの踏み間違い 研究
- 講演ー実験と製品化人間工学 2017.7
- Ergonomics has an important role to play for supporting economic and industrial activities.
- ダイムラー社ベンツ最新Eクラスのエルゴノミクス体験
- 人間工学入門その1 何のためにあるのでしょうか
- その2 いつ頃から人間のことを考えてものを作るようになったのでしょう
- その3 参加型人間工学
- 講演 人間工学による物作り その1ー5つの鍵
- 講演 人間工学による物作り その2ー事例1キッチンナイフ
- 講演 人間工学による物作り その3ー事例2 椅子
- 講演と論文・記事
- 国家試験問題(人間工学関連)の傾向と対策
- 目次と趣旨
- 第1章 看護のためのエルゴノミクスとは
- 第1章 1.2 人間工学で必要な人体の知識 1.3 ICTの活用
- 第3章 看護師の動きを時間で測る
- 第4章 患者の満足を調べる
- 第5章 病室の患者のゆとりを測る
- 第6章 椅子・パソコンと健康障害
- 第7章 医療ミス