折りたためる踏み台
あさば(修禅寺)のスツール
写真1は修禅寺の旅館あさばの玄関です。
写真1 あさばの靴を脱ぐためのスツール
支えになる手すりと上手にマッチしていともスムーズに靴が脱げる腰かけ(スツール)と感心します。すごいことは、座面の渦巻きです。靴を脱ぐ一連の動作の中で尻を回転させますが、その動きがスムーズに出来ます。さすが名旅館です。
なぜ玄関にスツール?
転倒防止です。靴を履いたり脱いだりする時、身体が動揺して不安定になり転倒のリスクが増大します。そのためスツール(椅子でもよい) に腰かけて靴を脱いだり履いたりした方が楽です。特に靴ひものある靴ではそうです。筆者の場合、屋外で使うスツールを使いました。写真2は、ウオーキングのときの靴の紐結びの様子です。
写真2 ウオーキングのときの靴の紐結び
折りたためる踏み台(カインズホーム)
最近は、ホムセンター(カインズホーム)で販売している「折りたためる踏み台」を使っております。折りたためるので、邪魔にならないという利点があります。この踏み台は、高さの高いものと低いもの2種類あります。今回はハイタイプと称する高い方の踏み台を選びました。実は、このハイタイプは本来の踏み台としては、最後に記しますようにいささか華奢でお勧めできません。それはともかく、玄関用スツールとして、使用しております。使っていますと、折りたたむときに指を挟まれることも無きにしも非ず。しかし、千円以下で購入できるのは良いことなので、推薦となるとビミョウです。 まずは、写真3をご覧ください。
写真3 二つの玄関(A:戸建 B:マンション)の靴用スツール
Aの方は、A1 グリップ A2 靴脱ぎ が設けられており万全の備え。
玄関に置く場合、スツールの座面から床までの高さが重要です。最近のマンションでは、上がり框の高さがBより低いものも多いようです。その場合、ハイタイプは必至でしょう。体重が80kg 以下のみ使用可です。
商品紹介
折りたためる踏み台 高さは二種類あります
筆者(体重60.1kg)が使用しているものは、ハイタイプ
使用時サイズ 幅39 奥行32 高さ39cm
折りたたみ時 幅39 奥行4.5高さ51cm
耐荷重 80kg とあります。これが低いのが気にかかります。きゃしゃな感じです、踏み台としてはあまりお勧めできないし、体重80kg 以上は玄関用としてもお勧めできません。
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- 第1章 看護のためのエルゴノミクスとは
- 第1章 1.2 人間工学で必要な人体の知識 1.3 ICTの活用
- 第3章 看護師の動きを時間で測る
- 第4章 患者の満足を調べる
- 第5章 病室の患者のゆとりを測る
- 第6章 椅子・パソコンと健康障害
- 第7章 医療ミス