椅子は軽いほうがよい 高齢者の椅子 おすすめポイント1
高齢者の椅子選びアドバイス 2017.3.7 (改訂) 最後の購入時の4つのポイント を加えました
先日、ある70歳前後のご夫婦のお住まいにお邪魔しました。4人用の食卓に、2つの椅子がありました。もう2脚は、別な部屋で使われているそうです。息子さんらが返ってこられたときは、別な部屋から椅子を持ってきて使うそうです。家族の人数は、人生の中で伸び縮みます。50歳台で椅子を新調される場合は、先々のことまでお考えになることをお勧めします。
高齢者の椅子選びアドバイスとしては
元気な方々
痛みや疾患をお持ちの方
に分けられます。
1999年以降早稲田大学野呂研究室とエルゴシーテイング㈱は、座ることの問題を解決するチェアクリニックを開設し多数の高齢者の座るときの問題解決に取り組んできております。ここでは、そのなかから、ご参考までに紹介します。
高齢者の椅子として必要なことは、まず次の動画をご覧ください。
この動画でお分かりのように椅子は、軽いほうが、とくに高齢者にはよいです。軽いといってもどのくらいか?その目安として、3kgから5kgとしておきます。ところが、意外とそのように軽い椅子がないのです。
椅子が軽いことは本当に重要です。椅子を購入されるときは、
① 重量が許容範囲か
②、椅子の高さは、合ったものに おすすめポイント2
③ 座り心地は体圧分布と関連性が高いことについて
クッションを使う場合は、クッションと座り心地との関係も重要です。
④ (新しく加えました 2017.3.7) 脚も大切です。
下の写真の右のようなそり型の脚をお勧めします
例えば、和風旅館の椅子にはよく使われております
私が作ってもらうときは、鳳山堂 http://hozando.ocnk.net にお願いしております。
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- 第1章 看護のためのエルゴノミクスとは
- 第1章 1.2 人間工学で必要な人体の知識 1.3 ICTの活用
- 第3章 看護師の動きを時間で測る
- 第4章 患者の満足を調べる
- 第5章 病室の患者のゆとりを測る
- 第6章 椅子・パソコンと健康障害
- 第7章 医療ミス